人の手を借りること
自治体のサービスに「産後サポート」の制度がある。
産前産後に有償ながら安価に家事を頼めるというもの。
初産の時にしんどかったことを思い出して、今回は産後1か月の間に利用してみることにした。
利用にあたっては、あくまで「通常の家事(掃除・洗濯・調理)」を依頼できるという内容で、民間の家事代行サービスに依頼できるような大掃除的な作業を含む内容はお願いできない。
私の場合、例えば一回2時間でこんなことをお願いした。
・野菜の千切り
・葉物の下茹で
・食器洗い
・床掃除
・風呂掃除
・トイレ掃除
・玄関掃除
・布団クリーナーかけ
ちなみに新生児のお世話をしているような時期に、
初めての他人に家に入ってもらう事は精神的にしんどいし、掃除や調理の道具の場所や使い方など説明するのは正直おっくう。
エアコン清掃とかとは違って、自分でできるっちゃできる事ばかりだし。
民間のプロのお料理スタッフさんとかと違って、必ずしも手際が良い訳ではないし。(失礼ながら…)
それでも心を鈍感に鈍感にし、なるべく余計なことを考えないようにして、人に任せてしまおう!と。
実際、その時間に体を休めたり赤ちゃんのお世話をゆっくりするのに充てたりすることで、心と体に余裕が生まれた。
こういうサービスのある自治体はまだ限られているけど、
産後の体が辛いお母さんや鬱々しているママが少しでも休めるように
もっと広まることを切に願う。
そして利用者も後ろめたさを感じずにもっとおおらかに気軽に頼っていけばいればいいと思う。