ヒュッゲな暮らし
真夜中にヒュッゲの本を読んでいる。
山梨に移住した友人のご両親のリタイア後の暮らしを思い出す。
暖かい暖炉、のどかな風景、新鮮な畑の取り立ての野菜、美味しい保存食がたくさん。
お庭のガーデニングが美しく、夏は葡萄の蔓の下で日よけしながら八ヶ岳をのぞむ。
お邪魔する際は外には観光しないで、ただなんとなくお茶を飲んでおしゃべりして過ごすのが楽しい。
コロナでしばらくご無沙汰してますが、お父さんとお母さんがお元気でいますように。
今の私の都内での暮らしだと、ヒュッゲだと感じるのは、
大きな公園へのサイクリング、屋外でのピクニックランチ。気楽におにぎり、スープとみかんで。
子供とダイニングテーブルでホットケーキを作ること。
カセットコンロを囲んでみんなでたこ焼きをつくること。
一風変わったお花のミニブーケをちょこちょこ買う。家で過ごす時間が多いのでたくさん楽しめること。
鍋帽子で保温調理をすること。
エコなこと、ゆっくり時間をかけて出来上がることが楽しい。
デリバリーを頼んで、家でリラックスして食べること。
押し入れと布団をフル活用してアスレチックっぽくして子供と騒ぐこと。
とかかな。
感染を気にして、お出かけには行けない冬ながら、足もとにあるささやかな楽しみを見つけることの面白さに気づいた。
幸い平日も通勤時間の分の余裕がうまれ、心にもゆとりができた。
自由に外に行けないけど、たくさん子供と触れ合って、会話して過ごす時間があるのはありがたいことだ。
ヒュッゲの生まれたデンマークもやはり長く暗く辛い冬のほとんどの時間を家で過ごすからなのだ、と改めて実感した。